怒り納め

 このブログは、少なからず社会(政治)への怒りが書く力になっているのですけれど、新型コロナウイルスへの対応は、最近苛立ちや怒りを通り越して、諦めと言うか、予想を書けば書くほどその通りになってしまう気がして、、、恐かったんです。だから更新も滞ってしまって。

 とそれは半分冗談で、感染症の専門家や医療現場が発信している“基本的な”情報を素直に聞いていれば、誰でも大抵の予想はつきます。

 「んなこと言っても、専門家の言うとおりにすればいいってもんじゃないよ。世の中はそんなに甘くない。特に政治経済はね。」

 それも確かにその通りなのですが、ここ数年ですっかり定着した、映え、盛り、コスパ、、そういう物事の本質を見えにくくすることに慣れた(慣らされた)結果が、今の状況を招いていると私は思います。つまり、そもそも優先すべきものが間違っていたんじゃないでしょうか?

 などと偉そうに言ってはみましたけれど、たぶん私もこのいわゆる「コロナ禍」がなければ、効率優先の人間にますますなっていたはず。つきましては、少し立ち止まって考える機会をくれた、困ったお偉いさん方に感謝したいと思います。

 さて、あの方たち、2021年はどんな気付きをくださるでしょうか。