批判の行く先

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 詳細は、記者会見で明らかにされるとして。

 現政権には批判的だった私ですけれど、やはり病気で辞任というのは、お気の毒としか言いようがないです。。いろいろな意味で、景色も変わると思うので、快復を目指して治療に専念してください。

 それはそれとして、実質一強とその取り巻きの支配の終わりは、不安と混沌の始まりになるだろう。果たして、焼け野原に優秀な人材は残って(育って)いるだろうか。、、残っていて欲しい。

 野党の皆さんも、批判の対象を失い、自分たちの足場の脆さに気付いたはず。もし、好機到来!と思っているなら、あとは奈落に堕ちるだけ、ですね。権力への批判、というか監視は、絶対に必要なことだけれど、同時にボールが転がってきたときの準備をしてきただろうか。私には、そのようには到底思えない。現実的な話として、今の野党に安心して政権を任せられると本気で考えている人は、多くないはず。(期待はしていても)

 まあそれでも世界は回っていくし、日本もそれなりに回っていくんだろうけれど、5年後10年後にふと、もっと良い未来はなかったのだろうか。と考えてしまうようなのは、もうイヤだな。

 私はもう政治には期待しない。ドラマチックな政権交代なんていらない。自分は自分のできることを細々と続けることにする。もちろん、これからも選挙があれば投票には行くし、批判も好きにさせてもらいますよ。

 でも、選挙結果よりも、半径自分メートルを変えること、10年後を変えたいなら、多分それに尽きる。

(今頃気付いたんかーい!)

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 ところで、ですけれど、菅官房長官のこの一連の発言は、もっと問題にされるべき。政権の要職に有りながら、いつもどこか他人事なところがある彼ですが、事実を偽ることと、事実を言わないこととは根本的に異なるし、前者の罪の深さを理解していないように思う。なので、罪悪感もなさそう。

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